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オフライン営業からオンライン営業への転換
社会情勢の著しい変化により、企業活動におけるセールスにおいても今、大きな転換期を迎えています。
特にこれまで対面で行ってきた営業活動などは自粛傾向にあり、電話やチャット、ビデオ会議システムの活用など、営業手法そのものを変える必要性が高まっています。
そこで今回は、これまで行ってきた訪問営業や打ち合せ面談などのリアルな営業から今後オンライン営業に変えていくために、今すぐ使える無料オンライン商談ツールついて解説していきます。
Skype(スカイプ)
https://www.skype.com/ja/get-skype/
Skypeは、2004年にアメリカの旧スカイプ・テクノロジーズ社が開発したインターネット電話サービス。現在はマイクロソフト社が提供しソーシャル・ネットワーキング・サービスとして進化している。Skypeユーザー間であれば、無料で音声通信やチャット、ビデオ通話が可能。昔に比べ音質もかなり安定しています。
Skypeのメリット
- Skype同士であれば国内/国外を問わず無料で使える
- 固定電話および携帯電話への通話料も比較的安い
- 比較的通話の音質が安定している
- チャットの履歴を保存・確認できる
- 画面共有機能で複数人で会話が可能
- パソコンやスマートフォン単体でも利用できる
Skypeのデメリット
- 端末のスペックにより利用できない場合がある
- 音質はネット回線により左右される
- フリーダイヤルや警察、消防などの緊急通報用電話へ通話できない
LINE(ライン)
LINEは、2012年に韓国のネイバー株式会社(旧:NHN株式会社)傘下の日本法人であるLINE株式会社(旧:NHN Japan株式会社)が開発し提供するWebアプリ(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、LINEアプリのユーザー同士で、無料でメッセージのやり取り、音声通話、ビデオ通話が可能。最大の特徴は日本国内で8,300万人以上が同サービスを利用していることです。さらにオンライン営業には嬉しい、企業の公式LINEアカウントの開設が可能な点がほかのサービスとの大きな違いと言えます。
LINEのメリット
- LINE同士であれば国内/国外を問わず無料で使える
- 利用者数が多いため簡単に導入しやすい
- チャットの履歴を保存・確認できる
- 画面共有機能で複数人で会話が可能
- 音楽やショッピングなどプラスアルファのサービスが充実
- スタンプ機能で表現できる幅が広い
- 無料で企業用LINE公式アカウントの開設が可能(月1000回までメッセージ送信可能)
- 「LINE Out Free」を活用すれば固定電話への通話も可能
LINEのデメリット
- スマートフォンを持っていないユーザーには向かない
- 3Gでビデオ通話を利用するとデータ容量が大きくなる
- 通信速度によって通話の音質がやや不安定になる
ZOOM(ズーム)
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Zoomは、2013年にアメリカのZoomビデオコミュニケーションズが開発したパソコンやスマートフォンを使ってオンラインで打ち合せやセミナー、会議を行うために開発されたテレビ会議アプリ。
よく比較されるSkypeとの大きな違いは、Skypeは電話番号をもとに通信するオンライン通話サービスであるのに対し、Zoomは通話ではなく、あくまで複数のユーザーがオンライン上で打ち合せや会議を行うために開発されたWeb会議サービスであるということ。また、PC版の場合の参加者に限り、専用アプリのインストールが不要で利用できる点が最大の特徴です。
Zoomのメリット
- 無料で使える
- 1対1のパーソナルミーティングに最適
- 録音および録画機能が使える
- チャットの履歴を保存・確認できる
- 画面共有機能で複数人で会話が可能
- パソコンやスマートフォン単体でも利用できる
Zoomのデメリット
- 参加者3名以上の場合は会議時間が40分までの制限あり
- 画質や音質はネット回線により左右される
- 招待URLをそのまま送ると関係者以外のユーザーでも参加できてしまう
※「ミーティングにパスワードをかける」方法と「参加者登録を事前にする」2つの方法で回避は可能
今回はビデオ通話システムを中心にご紹介しましたが、オンライン営業で使えるツールとして、その他、EメールやFAX、Webサイトやブログを活用した営業手法などたくさんあります。もし、今までの営業手法に限界を感じている方はWeb集客専門である当社に一度ご相談ください。あなたに合ったオンライン営業手法をご提案いたします。
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